海外展示会・2014−15AWコレクション2014「パリ国際ランジェリー展」レポート フリー・ジャーナリスト 武田尚子(文・写真)【メンズセクターがクローズアップ!】

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恒例の「パリ国際ランジェリー展」が、1月下旬にパリのポルトドベルサイユ見本市会場で開催された。降雪の昨年とは打ってかわり、暖冬の環境の中で開かれた今回は、会場内にいくつかの変化が見られた。

翌年の製品トレンドをテーマごとに見せていたフォーラムは、新たに「トレンドブティック」へと移行。小売業者に向けた複合提案スペースの中に設置された130m²のショップで、VMDというかたちで提案されていた。

通常のランジェリーだけではなく、今回は久々にレッグウエアとメンズインナーがフォーカスされていたのが特徴だ。メンズセクター「スーパーロード」にブースがあったのは10ブランドだが、メンズインナーを展開する50数ブランドが会場内に散在していた。

合同のファッションショーは連日3種類あったが、そのいずれにもメンズインナーが登場。例年になくメンズに力が入れられていたといっていいだろう。

アイデアいっぱい新規出展ブランド

拡大写真へ:COLOR-CODE 拡大写真へ:COLOR-CODE 拡大写真へ:COLOR-CODE COLOR-CODE

メンズセクター「スーパーロード」の中でひときわ目を引いたのが、カラフルで陽気な「COLOR-CODE(カラー・コード)」。ベルギーで2011年にスタートしたブランドだ。

コットン100%プリントの組み合わせが楽しいトランクス。その内側には体をサポートするオーガニックコットンのライニングが施されている。

近づいてよく見ると、トランクスの前開きの部分に点字のポツポツが入っている。“あらゆる人へのギフト”をコンセプトとする同ブランドらしく、ここに「すべての人に触れてほしい」「着用してほしい」という願いが凝縮されている。

さらにパッケージは、リサイクル可能な透明の瓶を使用。カジュアルな雰囲気が出せて店頭演出にも効果的だ。価格帯は中〜上級。

ベーシックなニットはクラシック回帰

拡大写真へ:HANRO of Switzeland 拡大写真へ:AUBADE MEN 左:HANRO(ハンロ)、右:aubade MEN

ベーシックなニットのボクサーショーツやブリーフにおいては、ややクラシックなスタイルへの回帰が伺える。

上質なニットで定評のある「HANRO(ハンロ)」は、マイクロモダールを使った新しいベーシックライン「アーバンタッチ」をスタート。ビジネスマンを対象にしたモダンでクリーンなスタイルが特徴で、色は白と黒に限定している。

aubade MEN(オーバドゥ・メン)」は、レディスランジェリーブランドのメンズ版として本格スタートして1年が経つ。セクシーで遊び心にあふれたプリントを持ち味としているが、親会社であるスイス・カルダ社という強いバックグラウンドを武器に、2年目の今年はベーシックなスタイルを中心に履き心地の良さをアピールしている。

リラックスした時間を過ごすラウンジエアも充実

拡大写真へ:HIDDEN EYE 拡大写真へ:ERMENEGILDO ZEGNA Underwear 拡大写真へ:OLAF BENZ 左:HIDDEN EYE、中央:ERMENEGILDO ZEGNA Underwear
右:OLAF BENZ

一方、ラウンジウエアやナイトウエアも、ぐっと落ち着いた大人っぽいスタイルが増えている。

トランクスとローブの組み合わせをはじめ、パジャマも復活の兆し。着心地のいいニットのラウンジウエアは、素材のバリエーションが多彩だ。

Fashion show

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